中央線「オレンジ電車」ラストラン - お疲れ様でした!
中央線の車両の「201系」・通称『オレンジ電車』が10月17日を最後に姿を消す事になりました。
実に30年間走り続けてきたそうです。すごいですね!
中央線は、昔は随分お世話なりました。というのは、祖母の家が「高尾」にあり、子供の頃から祖母に会いに行くときはこの中央線の「オレンジ電車」によく乗って行っていたのです。どの位昔からかというと、それはもう「国鉄」の時代からずっと…このオレンジ電車「201系」よりも前の代のオレンジ電車が現役だった頃です(年代がばれそう(^_^;))。あれは確か「103系」といって201系のように、前の上半分が黒くなかった電車です。知っている人は少ないですかね?
子供心に電車はとても好きでした。祖母の家に行く時は、そのたびに都会の電車を見に行くことが出来てわくわくしたものです。
中央線は本数が多いのでひっきりなしに見ることができます。なのでまだ201系が登場して間もない頃は、駅で古い型の103系にわざと乗らずに201系が来るのを待っていた…なんて事もありました(笑)。そんな懐かしい思い出もあった電車だったんですよね~…この電車。
しかし最近まで現役だったというのは本当に凄いと思います。これで思い出すのが、この前の自分の記事「ありがとう 日本の職人魂」でとりあげた「イス」と、それを作った職人さん、あるいは技術者さんです。
記事を読んでいただければ分かると思いますが、とにかく今に比べて昔のモノは頑丈でした!ちょっとやそっとでは壊れない、何年も、何十年先も使い続けられるように…そんな職人魂がこもっていました。
この201系もきっとそんな職人さんたちの手で丁寧に作られて、メンテナンスされたおかげで現在まで現役で走り続けて来られたのだと思います。
最近はよく「車両故障」なんて言葉を耳にする機会が多くなり、「そろそろ限界かな…?」と感じていましたが、とうとうこの日を迎えることになってしまいました。
色んな思い出がある電車だけに少し寂しい気もしますが、後の事は次の代にまかせてゆっくり眠ってもらいたいと思います(スクラップになるそうです…)。
というわけで、今まで本当にお疲れ様でした。そしてありがとう201系!