この日は帰りに「
箱根ガラスの森美術館」を見に行ってきました。

ごらんの通りの曇り空。雨が降ってきそうな感じさえありました。
でも美術館なので雨に困る事はほとんどありません。
強いて言えばオープンカフェぐらいでしょうか。
それにしてもよく手入れの行き届いた庭園です。
真ん中に見えるトンネル状のものは小さなガラスの粒(?)が無数にちりばめられたきれいなオブジェです。

これは入り口付近にある木に飾られたガラスの粒。
名称がわからないのでとりあえず「ガラスの粒」と呼ぶことにします(^_^;)
このガラスの粒が最初の写真のトンネルに使われていました。
キラキラ輝いて綺麗です。
晴れていれば太陽の光を受けてもっと綺麗だったんでしょうけど…ザンネン!
館内は今「
華麗なる ヴェネチアン・グラス展」というのを行っていました。

これは2~4世紀に作られた……ってプレートに書いてあります。
出土品のようです。
ガラスって透明で綺麗なイメージがありますが、当時は不純物を取り除く技術なんかがまだあまり発達していなかったんでしょうか?
ガラスというより陶器のような感じを受けました。
歴史を感じます。

これはガラスで作られたお人形さんです。
ガラスでこんな見事なお人形が作れるんですね!
アメ細工を思い出しました(笑)が、アメ細工と違ってものすごい高温なうえに温度の管理が悪いとすぐ割れてしまったりするとてもデリケートなガラス。
これ程の物が作れるようになるまでどれくらい時間がかかるんでしょう?
職人の芸術です。

栄華という言葉が即座に浮かんでくるような作品の数々。
技を極めれば人間てこんな凄いものを作れるのだなとただただ感心しました。
トリさんの目がちょっとかわいいです。
歴史的な作品以外にも現代のアーティストによるガラスのアートも展示されていました。


ん~!
カメラのウデというか…やはり館内の撮影というのは難しいですね(^_^;)
本当はすごカッコイイアートなんですけど…
見てみたい方はぜひ直接見に行ってください!!
この他にも“クリスタル トリオ アンサンブル”による
ガラス製の楽器の演奏会などがありました。
ネットでちょっと話題になった「
グラスハープ」や「ヴェロフォン」「グラスパンフルート」という楽器を使っての演奏なんですが、これがまた素晴らしい!
ガラスのごとく透き通った音色。みんながよく知っている曲を次々に演奏してくれて会場から惜しみない拍手が贈られていました。
演奏している方々もとても愛嬌があって面白かったです♪
あと、外の庭園には池があって、そこにたくさんの
マガモがたくさんいました。

かもさんです。
鳴き声が小さくピーピーといっていたのでまだ幼いようです。
ずいぶん人になれているようで近づいてカメラを向けてもあまり逃げようとするそぶりをみせませんでした。

こちらはおとなのマガモの夫婦(?)です。
仲良くお昼寝中です。
側に人が通っているのに全く起きる気配がありません。良くなれてます。
というわけで天気こそいまいちでしたが、かわいいカモさんや数々の魅力的な展示物、そしてクリスタル トリオ アンサンブルの素晴らしい演奏が聞けて大変満足でした!
今回はこれで終わりです。実に充実した3日間。
何より天気に恵まれた事が非常に大きいですね。
晴れてなかったら何一つ楽しみが無かったわけで…
富士山を見に旅行へ…という方は当日の現地の天気の情報をよく調べてから行きましょう!
前日の旅行の記事です↓
旅行 その1 ─ 富士山見てきました! 旅行 その2 ─ 富士山づくし!
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